— 訃報 — 天田 昭次 (本名:誠一)享年85歳
去る2013年6月26日、病気療養中のところ容態が急変し、帰らぬ人となってしまいました。
7月3日に滞りなく葬儀を執り行いましたことを あわせてご報告いたします。
享年85歳の生涯は、理想とする「鎌倉期の刀・地鉄の研究と作品発表」に捧げました。
8月5日(月) 新発田市主催による 「天田昭次 お別れの会」や追悼展へ
ご参列いただいた皆様、心より御礼申し上げます。
大変多くの皆様に、ご来館いただき ありがとうございます。
無事、身内を中心とした「三回忌」を滞りなく済ませることができました。
もうすぐ生まれ月の8月になります。お盆には黄泉の国から帰ってくるかしら?
月岡温泉・開湯101周年! 心から愛した故郷しばたを旅してみませんか。
カリオンパークは、お気に入りのお散歩コースでしたよ。
梅雨のパーク内もあじさいが、きれいで しっとりした雰囲気ですよ。
新発田の市花は、あやめです。 つややかですよね。
お刀女子のみなさんのご来館者もお越しいただいております。
今までは、なかなか見学しづらかった方々も、温泉で美肌作りを!
足湯で美脚に♪ お帰りにはぜひお立ち寄りくださいませ。
皆様のご来館を 心よりお待ちしております。(^ー^)。
・美しすぎる曲線 ・
表現豊かな刃紋 ・妖しい輝きを放つ刀に魅せられてしまった匠が追い求めたのは
鎌倉末期~南北朝の古刀の再現である。
「そして天田刀匠兄弟の飽くなき追求の日々が始まった…。」
無謀を承知で自家製鉄の研究から挑戦を始め、刀づくりに適した条件の揃っている
月岡温泉に制作拠点を置き「古代の地鉄」の再現を目指す。
寒中の深夜、月明かりさえない暗闇の中で、粘土を塗り、真っ赤に焼いて水に入れ、
えも言われぬ美しい模様を生み出している。
「先人が残した文化遺産というのが、あまりに魅力的なんです」と天田氏は言う。
「古代の地鉄を再現し、名刀をつくる」
良質の砂鉄、粘土、赤松炭、糯米藁、そして匠の卓越した技があって、はじめて生まれる美しさを擁した日本刀。
故 人間国宝・天田昭次監修後、自家製鉄と独創的な刀剣制作に取り組んでいる実弟 天田収貞刀匠。
その鍛刀技術の追求の結晶がここにある。 (個人宅のため、一般公開はしておりません。ご了承くださいませ)
プレイボタンを押すと自家精鉄の実際をご覧いただけます。